令和五年の稲作 | 出穂から収穫まで
令和5年9月1日、周辺の田んぼから約一週間遅れて出穂しました。ここからまた稲刈り前まで水の調整に神経を使う事になります。小さく写っているピンク色の小さな物体はまわりの皆さんが毛嫌いするジャンボタニシ君の卵です。自分にとっては大切な存在で、除草という大切な役割を担ってくれる友達です。

畔の草刈り

畔の草刈り
田んぼと田んぼの仕切りや田んぼまわりの通路を畦(あぜ)と言います。ここに生える雑草をそのままにしておくとカメムシなど害虫たちの温床となり、薬剤を散布していない田んぼでは稲にも乗り移ってきます。特に稲穂が出たあとは常に短く刈っておく事が重要です。
畔の草刈り
まだまだ気温も高いので雑草の成長スピードも早く、約10日たてば元通りになってしまいます。すべての田んぼの周辺をほぼ10日毎に草刈りします。
地下水で稲作
井戸を掘って地下水だけで育ててきました。ポンプはソーラー発電でかけ流し。昔から山奥で取れた米は旨いと耳にしますが諸先輩が言うにはそれは谷川の冷たい水のおかげ。原因は水温の低さだとおっしゃいます。それを狙っての冷たい地下水ですが今のところ見た目にはわかりません。食べてみてのお楽しみですね。