令和四年は土づくりに勤しむ奈良県発の無農薬稲作
令和三年は苗にこだわった。「恐ろしいほどに元気な根を持ち、ガチガチに硬い針金のような茎を持つガッチリした健苗をつくる。強靭な苗ならば何もしなくても病気にも害虫にも負けない、夏の暑さにも屈しないから理想的な無農薬稲作が可能となるはず」

確かに強い苗が出来た。過去最高の苗だったと思う。おかげで一切の防除(農薬)無しで収穫まで走りきれた。何の心配もなく。

昔からある「苗半作」という言葉は本当に本当だった。
ただ、昨年の稲作において数点気になる点もあった。令和四年はそのあたりを改善・改良すべく土づくりに勤しんでみたいと思います。昨年つくった最強の苗はそのままに。