奈良の無農薬お米販売
奈良のへの字ヒノヒカリ販売
夫婦二人だけでつくる零細農家なのでたくさんは無いですが、ご希望のかたにはこだわり抜いて作った安全で美味しいお米をお譲りしています。

食べる人を想ってつくるお米と、米屋に売る用の米は違う

[これが真実 | もう米業者はいらない] 本当に良いお米を買うにはこの一点

間違いなく良いお米をお求めならばスーパーやお米屋さん、ネットショップなどの業者から買うのはやめて、実際に栽培をされている生産農家から直接買うに限ります。インターネットで農家を探すなら「への字稲作」「への字 米作り」などで検索されるとよろしいです。農薬と化学肥料に頼った一般的な稲作ではなく、わざわざめんどくさい「への字農法」でしておられる農家さんなら味や安全性にこだわっているのは間違いないです。(こだわる農家しかしない農法です)業者のマージンや混ぜ物・ブレンドの無いへの字の稲作農家さんから直接購入されて下さい。流通を介せず直接購入がポイントです。

かつては異端児扱いされたこの農法も結果として収穫できるお米の質が圧倒的に良いことから徐々に市民権を獲得し、現在ではへの字農家さんもかなりの数になってきています。私もそんな農家の一人です。農協や米屋へ出荷目的でつくっている農家と、個人向けにつくる、いわゆる食べる人の顔が見えている農家とではその心意気がまったく違います。違って当然なのです。(現実のところどこの農家さんにも言えることですが、売る用のお米と自分たちが食べる用のお米は違うのです。つまりそうゆう事なのです。)
お米がおいしいと少なくとも日に三度、幸せな気分に浸れます。お昼のお弁当も夜食のおにぎりも楽しみになり毎日が幸せの連続です!

おいしいお米は、一に品種、二に栽培方法、三に収穫方法。こだわりまくりの私の稲作

私の米作りは一般的な農家さんとは相当違うかも知れません。「収穫量を狙うのか、食味を狙うのか」そもそも目的が違うので、作り方が違って当然なのですが、一般的な農家さんの場合はやはり収穫量、つまり一枚の田んぼからどれだけ多くのお米をつくるかを目的としてやっておられるのに対し、私の場合は完全に収穫量を捨てて食味を狙っています。

商売で行う稲作ではないので農協やお米屋さんには出荷せず、私の家族と親せき・知人・友人だけに食べてもらえればいいと考えております。ですからとにかく安全で美味しいお米だけを追求しています。

おいしいお米とはどんなお米?

「カルシウム、マグネシウムなどミネラル分の含量が多く、タンパク質の含量が低い」このようなお米が食味の良いお米と言われ、一般的に美味しいと言われるコシヒカリやヒノヒカリなどの品種はこのような特性があります。

美味しいと評判の高い品種を選び、よりタンパク質が少なく、よりミネラル分が多くなるような作り方をすれば最高に美味しいお米が収穫できる訳です。しかしこのタンパク質がくせ者でチッソ成分がタンパク質に同化され、コメ粒の中心部に蓄積されてゆくのです。

ではチッソ成分とは何ぞやと言いますと、それは肥料の事なのですが一般的な農家は中干し(土用干しとも言います)が終わり、もう一度水を入れたあとに穂肥と言いまして肥料を与えるのですが、穂が出る前に追加する肥料によって多くの収穫を得るとともに味を落として(タンパク質が増える)しまっているのです。

ようするに美味しいお米を育てる事と多くの収穫を得る行為は背中合わせ。まったく正反対の行為という事になるので、私の場合は収穫量にこだわらないことにしたのです。

一方の安全なお米については、害虫や病気で農薬を使わねばならないような状態にさせない。きわめて質素な栽培、すなわち収穫量を捨て、植物本来の育て方をする事。あとは水や土を含めて害がありそうなモノは田んぼに一切入れないようにしています。(量を追えば農薬が必要になり、味を追えば農薬が不要になるのです)

一般的に販売されている無農薬のお米ってとても値段が高いですよね。それも当然のことで、人手の作業が増えて体力的にしんどい。とにかくしんどいうえに収穫量が減るから高くしないと採算が合わなくなるのです。(一部の米販売業者によっては無農薬米に対して異常とも思える高値で販売しているところもありますのでご注意下さい。こういった面でも業者からの購入は避けるべきです。)

具体的にこれだけ違います、私と他の農家さんとの比較

一般の農家私の場合
稲作の目標収穫量食味と安全性
稲作方法農協指導V字型稲作井原豊氏提唱への字型稲作
使用する種籾前年収穫分を取り置き使用する方が多い毎年、農協からヒノヒカリの種籾を購入
苗づくり和洋折衷苗代プール式育苗
元肥料高度化成肥料や元肥一発肥料初期は何も入れず中期に必要に応じチッソ分を追加
田植え時期水が来るとなるべく早く田植え周りより遅く、出穂75日前に田植え
植え方坪70株の密植坪30~35株の疎植
地域により異なるが、奈良盆地の場合概ね吉野川分水を利用地下水、養殖池
除草初期・中期・後期で除草剤を使用人力頼り。ひたすら生えてきた草を手で抜く。さらにジャンボタニシを利用し効果を上げる。
中干し夏の土用の頃に水を抜いて強く干す軽い中干し
穂肥料高度化成肥料や油粕、元肥一発肥料の肥効もあり何も入れない
稲刈り1日でも遅く、粒が最大に肥大化したタイミングで稲刈り適期より早く、青米が混じるほど早めに稲刈り
乾燥ライスセンターへ持ちこむ、或いは昼夜かけて一気に乾燥三泊四日かけてゆっくり乾燥。ハザかけ米のイメージで

への字栽培で育てたヒノヒカリの味は?

実際に食べていただいた方々から感想が届いてます。 → 購入者の声

お米販売の概要

品種は「への字農法」でつくった無農薬のヒノヒカリ、お値段は30kg玄米で9,500円10kg玄米で3,500円。消費税はいりません。また、2024年から販売する田んぼ一枚分だけの限定生産米プレミアム まこ」は30kg玄米で13,500円、10kg玄米で5,000円です。

※いままでご希望のかたには精米(白米化)しての販売を行ってまいりましたが、精米後から急激に劣化する品質に疑問を感じ現在では玄米での販売のみとしております。最近では家庭用精米機も安くなり一万円前後で購入できるようになりました。毎日の美味しい食卓のためにも必要最小限での精米をおすすめします。

  1. 配送料は佐川急便さんで30Kg、10Kgとも袋一つにつき1500円です。(沖縄、離島を除く)(配送料が年々高くなっております。できる限り直接お引取りをおすすめします。)
  2. 夫婦二人だけの零細農家につき沢山はございませんので売切れの節はご了承下さい。
  3. 銀行振込みの場合、ご入金確認後1~2日以内に発送致します。

お米の販売・予約

への字農法で育てた混ぜ物無しのお米ってホントに美味しいですよ。皆さん一度食べればリピーターになって下さいます。お問い合せは下記からどうぞ。

令和五年産(2023年)完売
令和六年産(2024年)予約受付中

直接のお問い合わせは西川健次の携帯電話までお気軽にどうぞ! 080-5300-8000