普段使いのドライバーは以前に掲載しましたリンクスのマスターモデルMBなんですが、こちらは気温が上がって振れてくるとリンクスと入れ替えに登場するドライバーです。

狙い打ちドライバー | Titleist(タイトリスト) 905R + USTMamiya プロフォースV2 75
もう何世代も前の古いクラブですが、タイトリストの905Rです。ハッキリ言ってドライバーなのに狙い打ちできます。地面から直ドラもOK。もう何年も使っていますが、飽きません。大好きです。

905Rの魅力をあげるといっぱいありすぎてキリが無いのですが、まず何といってもこのルックス。タイトリスト伝統の洋梨型のデザインがいいですね。それからこの色合い。現行のタイトリストはもっと黒っぽかったと思うのですが、ガンメタリックとでも言うのでしょうか?この薄めのカラーがなんとも言えずいいです。それから打音に打感。いかにも的な金属音ではなく「グシャッ」というボールを潰したようなにぶい音と柔らかい打感。練習場でガンガン打ちまくっても全然うるさくないです。

このクラブを見ていると、めちゃめちゃ強かった頃のタイガーが使っていた「975Dチタン」を思い出します。タイガーは975Dのロフト6.5度にダイナミックゴールドのX100を43.5インチで入れてましたね。で、当時タイガーモデルというタイガーが使っているものと全く同じ仕様のドライバー(シリアルNo入り)が密かに発売されていて、物好きな私は買って実際に使っていました。少し飛距離は落ちるものの、安定性バツグンでやたら方向性が良かったです。が、今では到底使えません(おそらく球が上がらない)が、あの頃はパワーもスピードも、身体の柔軟性も今とは比較にならない程ありましたから。確か体積は260ccだったと思うのですが、当時は260ccでも随分大きく感じました。975Dは手放す気になれず今でも自室に飾っています。もちろんヘッドカバーはお決まりの虎のアレです。(笑)
狙い打ちドライバー | Titleist(タイトリスト) 905R + USTMamiya プロフォースV2 75
905Rのフェイスは「ど・ストレート」。アドレスがピタっと決まります。構えやすくて、イメージしやすそうでしょ!

特筆すべきはこのシャフト USTマミヤ プロフォースV2 75

このシャフトについてはスプーンのところでも触れましたが・・
狙い打ちドライバー | Titleist(タイトリスト) 905R + USTMamiya プロフォースV2 75
これも古いけど、ほんまにいい。ドライバーで狙い打ちができる、直ドラも簡単に打てる一番の要因はこのシャフトのおかげだと思います。「狙い打ち」と言っているのは左右の方向性だけを言うのではなく、意図的に飛距離を落とすことも、ここ一番にぶっ叩いて飛ばすことも、高い球に低い球、さらにドローボールも打ち分けやすいんですね。ただしフェードボールについては自分が不得手なので上手く打てませんが、上手な人なら簡単に打てるほど使いやすいシャフトだと思います。

随分古いので現在も販売されているのかは知りませんが、アイアンシャフトにダイナミックゴールドを使われている人。ダイナミックゴールドの感覚が好きな人には是非とも使っていただきたいです。DGと同じ感覚で振れます。

狙い打ちドライバー | Titleist(タイトリスト) 905R + USTMamiya プロフォースV2 75
ちなみに私の使用スペックは76gのS、トルク2.2です。95gのXから65gのRまで何度も差し替えましたが、自分には現在のスペックがしっくりくるようです。おかげで私の部屋にはグリップだけ付いたヘッドの無いシャフトが散乱しています。(笑)

自分でクラブをいじる方なら誰もがうなづいていただけると思いますが、理想の一本に出会うまでお金も手間もかかりますよねー。やりくり地獄に陥るか、理想の一本に出会えるか・・ですね。