自身の趣味のひとつであるゴルフについてのお話。かつては情熱を燃やして打ち込んだ時期もありましたが、五十を過ぎた現在でも握力は三桁と筋力には自信があっても、ゴルフセンスなどは凡人以下な才能から己の限界を痛感しております。で、いまは好きな仲間とスコア関係なく楽しいラウンドする事をモットーにやっている次第なのですが、腕がないぶん道具には人一倍こだわりがございまして、数あるコレクションのなかから本日はお気に入りのドライバーをご紹介致します。
Lynx MASTER MODEL MB
ちょくちょくドライバーを買い替える自分にしては、珍しくずっと使い続けているドライバーです。ヘッドカバーにサインが書かれていますがこれは故意にさせていただいているドラコンプロであり、現在LDJの副会長である太田勝規さんの直筆で、380という数字は彼の公式記録が384.5ヤードだからだそうです。
確かムロウ36ゴルフクラブだったと思いますが、一緒にラウンドした時に、ラウンド用としてこれとまったく同じドライバーを持ってきておられまして、その弾道と飛距離に圧倒されたのを思い出します。とにかく弾道が高い、一瞬テンプラかと見間違うほどの高い球と目で追えない程の速さ。なにせミドルホールはティショットがグリーンオーバー、ロングホールで二打目が残り60ヤードとかですからゴルフの次元が違います。(ロングはショートカットで打ってますが)で、自分も彼が持ってきたドライバーを使わせてもらったところ、すこぶる好感触だったので自分も欲しくなり、手配していただきました。クラブを職場まで届けてくれた折にサインをお願いしたという次第です。
細かな擦り傷は直ドラとダフリの証拠。とても特徴的なソール形状ですが、ポンと置いただけでヘッドの座りはバツグン。
かなりのディープフェイス。思いっきりぶっ叩いても吹き上がらず前に行ってくれます。さすがはドラコン仕込み。ちなみにラウンド中の太田選手は抑え気味にという事でヘッドスピード60くらいで打っておられました。
自分がドライバーを変える気にならない最大の理由が、実はこのメーカー純正の専用シャフト。Lynx Power Tuned MB ボロンシャフトと言うシャフトなんですが、この純正シャフトが相当イイ。自分で工房をつくったくらいリシャフトもやりまくってきた自分ですが、ここまで粘りと走りが両立したシャフトはなかなかありません。グッとタメて打っても、トップから走らせてもどちらでもOK。恐ろしいヘッドスピードの太田選手がぶっ叩いてもついてくるシャフトですから、ホント素晴らしいシャフトです。リンクスさんてそんなにメジャーなメーカーではないと思いますが、やってくれます。
自宅にはタイトリストやキャロウェイやミズノなど何本ものドライバーが眠っていて、時々いろいろ持ち出しては練習場で打ち比べたりもするのですが、総合的にはこのクラブがいいですね。構えたイメージと方向性はタイトリスト905Rもええ線いくのですが、その他タイミングの取りやすさ、挙動、弾道、飛距離のどれをとってもこのリンクスマスターモデルMBが飛びぬけています。なんかね・・打っていて気持ちいいもんですから、ずっと打っていたくなるようなドライバーですね。
当分は手放せそうになく、まだまだ長い付き合いになりそうです。
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