ボクサー心筋症(不整脈原性右室心筋症) | サスケの症状が心配
先代のジョニーは僅か3歳と7ヶ月でした。1度目の失神から1週間後に起きた二度目の失神で天国へ旅立ちました。サスケは今月で8歳を迎えるものの今年の春から4度の失神を起こし、その度に人工呼吸と心臓マッサージで復活してくれました。不整脈源性右室心筋症(ARVC:Arrhythmogenic right ventricular cardiomyopathy)はブルドッグやラブラドールレトリーバー、シベリアンハスキー、ダックスフンド、ドーベルマンにみられる病気で特にボクサーに多くみられることから「ボクサー心筋症」と呼ばれる病気です。心臓の右室心筋に局所的な脂肪変性や線維化が生じ、右室起源の心室性不整脈が発生。失神や突然死を起こすとてもこわい病気です。
ボクサー心筋症(不整脈原性右室心筋症) | サスケの症状が心配
ジョニーのときもそうでしたが、サスケの失神もすべて高い興奮状態のときに失神を起こします。病気の進行を遅らせることはできても根本的な治療方法は無い病なので、獣医さんからいただいた飲み薬を併用しつつ、とにかく興奮しない、させない環境を作ってゆっくり過ごすことに徹しています。
ボクサー心筋症(不整脈原性右室心筋症) | サスケの症状が心配
外を通る人やワンちゃんに刺激されないよう庭の中にもう一つネットフェンスを自作しました。サスケは感情の変化が大きく、喜びやすく興奮しやすい面があり、それが良い所でもあるのですが、現在はその性格が災いして獣医さんに行くことも間々なりません。コテツとともにのんびりゆっくり過ごして、一日も長く生きていて欲しい。ジョニー、サスケを守ってあげて!