MENU
  • 米づくりの原点
  • お米づくり
  • お米の販売
  • 玄米の保存方法
  • 購入者さんの声
  • 地図
  • FAQ
  • 問合せ
への字農法でつくる井戸水ヒノヒカリ | 奈良で無農薬米 西川健次
奈良で無農薬米 西川健次
  • 米づくりの原点
  • お米づくり
  • お米の販売
  • 玄米の保存方法
  • 購入者さんの声
  • 地図
  • FAQ
  • 問合せ
奈良で無農薬米 西川健次
  • 米づくりの原点
  • お米づくり
  • お米の販売
  • 玄米の保存方法
  • 購入者さんの声
  • 地図
  • FAQ
  • 問合せ

令和4年のへの字稲作 | 田植え以降

2022 10/15
お米づくり2022年
2022-06-252022-10-15
  1. ホーム
  2. お米づくり
  3. お米づくり2022年
  4. 令和4年のへの字稲作 | 田植え以降

自身がお米づくりでもっとも大切だと考えているのは断然に苗づくり。健康で強靭な苗。ガチガチに硬い茎と恐ろしいほど豪快な根を持った苗こそがあらゆる病害虫に負けることなくはねのける、いわゆる農薬に頼らない稲作を可能にすると考えております。今年も理想に近い苗が出来上がり、つい先日、令和4年の田植えも完了しました。ここからは夏の土用の中干しまで日々、水と雑草の管理を中心に稲作が進行することとなります。

田植え後一週間

令和四年の稲作 田植え後一週間

左がお隣さん、右が我が家の田んぼです。同時期に植えた田んぼとは思えない程見た目が違います。我が家の田んぼは疎植のうえに昨年の稲藁と雑草をすき込みした以外は一切の肥料が入っていないので、ほんとうに成長はゆっくりです。暑くなってすき込みしたものの分解が進んで効いてくるのはまだまだ先。毎年、年配の農家さんから「おまえとこの田んぼ大丈夫か?」と声をかけられますが、もうそれにも慣れました。

田植え後二週間

令和4年の稲作 | 田植え以降

田植えから二週間が経過しました。おとなりさんの田んぼはグングンおおきくなっていますが


令和4年の稲作 | 田植え以降

我が家のほうは寂しいまんまで、見える部分の成長はまったく見られません。しかし、土の中では根っこを深く深く伸ばしているはず。むこうに見える田んぼはどこも青々としていますが、こちらは空と周りの景色が映るくらいほぼ水です。

田植え後三週間

田植え後三週間

田植えから三週間を経過しお隣とはますます差が開いてきました。我が家は分けつこそまだ出ていませんが、茎は日々確実に太くなってきました。

透明な水と濁った水

田植え後三週間

こちらは生物の気配の無いお隣さんの無色透明な水の田んぼ。パッと見は綺麗に見えますが


田植え後三週間

生き物が動き回って常に濁った我が家の田んぼ。自分はこの濁りのおかげで底まで光が届くことなく、それが雑草の発芽を抑えてくれるものと感謝しています。

田植え後四週間

田植え後四週間

田植えからおおよそ一ヶ月が経過し、本格的な成長段階に入ったように感じます。相変わらず田んぼの中は生物が動き回り常時水が濁っています。お隣は稲間が詰まって向こうが見えない程になっています。雑草もポツポツ発芽しているので抜きに回りました。

田植え後五週間の稲と除草作業

田植え後五週間

田植え後五週間を経てさらに成長が加速してきました。まだ周辺に追いつく事は無いですが、日に日に太く大きくなってきました。

大きく開帳した稲姿

田植え後五週間

通称 ゴリラのガッツポーズ。苗づくりからこの姿を目指して作ってきました。風通し良く、株元まで光が入る理想的な稲姿になりました。

除草作業

田植え後五週間

こいつが最大の難敵のひとつ「稗」。ほかにもクログワイやミズガヤツリ、コナギ、オモダカなど。最近ではキシュウスズメノヒエも多く、これもなかなか厄介な雑草です。とにかく毎週田んぼの中を歩いて草を抜きまくるしかないですが近年ではジャンボタニシがたくさん生息して除草を手伝ってくれるようになりました。これは本当に助かります。

中干し

中干し 土用干し

令和4年7月24日、中干しのため田んぼの水を抜きました。

中干し一週間

中干し 土用干し

水を抜いてから一週間経過。順調に乾いてきています。あと六日間田んぼを干す段取りとなります。

中干し10日目

中干し10日目

連日の猛暑で土の表面が白くなりカリカリに乾いてきました。稲の成長力は凄いもので、こんな中でも日に日に大きく成長を続けています。表層に水気は無くなっているので、水を求めて根を深く伸ばしてくれているはずです。

中干し終了 再び入水

中干し終了  再び入水

令和4年8月6日より再び入水を行いました。8月末の出穂に向けて準備が整いました。

出穂

出穂

8月も末となる令和4年8月28日に出穂を確認しました。今年は6月中に梅雨が明けて連日の猛暑となるなどとにかく異常な暑さの夏となりましたが、出穂はほぼ例年通りとなりました。


出穂

葉の中に隠れるように出穂するのがへの字稲の特徴です。遠くから見ると穂が出ているのがわかりにくいです。


出穂

穂たちはまだ完全に出たわけではなく、現在出ている最中の穂が大半で、全部の穂が出そろうのは9月頭になると思います。毎年思うことながら、夏の暑さを乗り越えた稲たちが一斉に穂を出す姿って見ていて本当にドラマチックです。自分は毎年感動しています。

今年はジャンボタニシ除草が成功しました

ジャンボタニシ除草

ジャンボタニシのいない田んぼでは次から次へと雑草の発芽が無限に続きます。取っても取っても一週間でこんな状態になります。


ジャンボタニシ除草

こちらの田んぼではジャンボタニシ君たちとうまく友達になれました。おかげでほぼ雑草ゼロ、稲の食害も皆無。タニシ君たちに感謝です。

稲穂が出そろいました

稲穂が出そろいました

令和4年9月4日、ほぼすべての稲穂が出そろったようです。今年も美しく、立派な穂を出してくれました。稲刈りまであとひと月半、これからゆっくり登熟が進んでゆきます。

稲刈り二十日前

稲刈り二十日前

刈取りまでおおよそ20日となりました。有難い事にここまでいたって順調そのもの。台風14号の動向が気になります。どうかあまり強い風雨になりませんように。

稲刈りまで二週間

稲刈り二週間前

残り半月くらいで刈取りを行えそうです。大きな台風が来ませんように。

今後も成長に応じて更新してまいります。

お米づくり2022年
2022年稲作 への字 無農薬
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
  • ヤフオク10,500円で買った200V半自動溶接機MIG130がまるでギャグ、しかしかなり使える奴だった
  • サスケ君七歳の誕生日と淡路島旅行

この記事を書いた人

西川 健次のアバター 西川 健次

奈良県橿原市から大和郡山市の農家に婿養子に来て36年、色々と失敗もありながら、試行錯誤の上ようやくそこそこ納得できるお米が収穫出来るようになりました。なにぶん手作業が多くて、たくさんは作れないから、規模を小さくしてでも食味と安全性重視でやってます。食べてくれた人に「旨い!」と言っていただくのが何よりのやり甲斐であり、喜びです。

関連記事

  • 令和四年の米の味 | 新米を試食
    令和四年の米の味 | 新米を試食
    2022-10-22
  • 令和4年の稲刈りと収穫作業、米の味
    令和4年の稲刈りと収穫作業
    2022-10-15
  • 令和四年の田植え 無農薬稲作
    令和4年のへの字稲作 | 苗づくりから田植えまで
    2022-05-09
  • 新しいコンバインが納車されました | ヤンマーGC219
    新しいコンバインが納車されました | ヤンマーGC219
    2022-03-05
  • 二つ目の井戸を掘りはじめました | 今度は水圧による打ち抜き井戸
    二つ目の井戸を掘りはじめました | 今度は単管と水圧による打ち抜き井戸
    2022-03-05
  • 〜北の国から〜'92巣立ち で、田中邦衛さん演じる黒板五郎が中ちゃん(地井武男)に長渕剛さんの西新宿の親父の唄の一節「やるなら今しかねぇ」と唄う名シーン
    ど素人がDIYで井戸掘り | 五郎さんに背中を押されて「やるなら今しかねぇ」
    2022-02-08
  • 令和四年の稲作開始 秋起こし(秋耕)をおこないました
    令和四年の稲作開始 秋起こし(秋耕)をおこないました
    2021-10-26

コメント

コメントする コメントをキャンセル

email confirm*

post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

西川健次
兼業農家だからこそできる採算度外視のお米づくりに挑戦中。
収穫量にはいっさいこだわらない。安全性と食味だけを追求した稲作です。しかし、近年の猛暑にとことん疲弊し毎年のごとく今年限りでやめようと思い悩むも、秋の収穫を終えて買ってくれたお客さんの「おいしい」の一言に再びやる気がみなぎる61歳。ただシニアの夫婦二人だけで取組む零細農業なので、ほんの少ししか収穫できませんが、ご縁があればぜひご賞味下さい。ごはん好きな人にこそ食べてもらいたいお米です。
お米づくりの原点
新着記事
  • 農機具はオークションなどで中古を安く購入し、自分で整備をおこなって経費を抑えるのが小規模農家の工夫です。
    MBSニュースにて取り上げていただきました
  • 令和7年の稲作日記 田植え以降
  • 令和7年5月17日 苗のプール育苗開始
    お米づくりの原点
  • 令和7年6月15日から 田植え
    令和7年の稲作日記 田植えまで
カテゴリー

© 奈良で無農薬米 西川健次.

目次