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への字農法でつくる井戸水ヒノヒカリ | 奈良で無農薬米 西川健次
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令和五年の稲作 | 田植えから出穂前まで

2023 9/02
お米づくり2023年
2023-06-152023-09-02
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自身の稲作は苗づくり命なのでとにかく強くて良い苗を育てて、田んぼへ移植後は何もせずに稲まかせ。ただただ見守るだけです。今年も良い苗が出来てくれましたので安心していられます。自分は草をとったり刈ったり、水の調整をしたりするだけです。あくまでも主役は稲で人間はわき役に徹する。それが私の考え方です。

田んぼの春耕起

田んぼの春耕起
令和5年5月5日、トラクターで田んぼを耕しました。昨年の稲刈り後すぐに秋おこしを行っておりますので既に土はフカフカです。土をより細かく砕きながら雑草をすき込みます。土の中からミミズやら虫やらが飛び出してくるので、鳥たちが集まってきます。

こんな感じで一枚終了。
田んぼの春耕起

田んぼの春耕起
また別の田んぼも

孫がお茶を届けてくれました
田んぼの春耕起

代かき一回目

代かき一回目
令和5年6月10日に一回目の代かきをスタートしました。自分なりのコツとしてはとにかく水はヒタヒタの少な目。今年は前日に降った雨水だけで十分でした。
代かき一回目
代かきを行うと土が下へ下がることによって徐々に水かさが増してきます。
代かき一回目
あんなに少なかった水でも土が見えないほどになりました。
代かき一回目
途中から孫たちも鍬を持ってお手伝いに参加してくれました。なんとも励みになります。こうして代かきをおこなうとポツポツと雑草が芽を出してきます。しばらく放置して発芽が出そろったところを二回目の代かきで泥の中へ埋没させます。

代かき二回目

代かき二回目
令和5年6月16日、狙い通り雑草の発芽が出そろったようなので二度目の代掻きを行いました。
代かき二回目
自分の知る限り近隣で代掻きを二度行うのは自分だけです。確かに効率悪いのですが、無農薬で通すためにはこれも必要な作業と割り切っています。
代かき二回目
少し藁が浮いているのが気になります。もし苗が弱ければ取り除かないと押されて苗が沈みますが、我が家の苗はどうってことありません。これでほ場づくりは完成で明日はいよいよ田植えとなります。

田植え

プール育苗で育てた稲の苗
素晴らしい根張り。肥料も一切無し、地下水だけで育てた今年の苗です。
田植え
田植え機に積んでいざ田んぼへ。マット形成も素晴らしい理想的な苗です。
田植え
まわりの田んぼではとーっくに田植えが終わっていてまだ植えていないのは自分だけです。どこの集落でもそうかも知れませんが田んぼに水が入り出すと我さきとまるで競争の様に早く植えるレースが始まります。自分もかつてはそうでした。ただ稲作のイロハがわかった今では早く植えるのはデメリットだらけでいい事が一つも無いとわかりました。
人間の競争心理っていうやつですかね。全てがとは言いませんが農業にかかわるビジネスをしている各団体や企業では農家のそういった競争心理をうまくついて商売をしていると感じることが多いですね。煽る業者も悪いが乗せられる農家も悪い。自身への戒めとして「植物を育てる」という本質を忘れないようにしなければ。
田植え
田植え機の乗務は数年前からお母さんがしてくれています。乗った人にしかわからないですが田んぼの水面からの照り返しが強烈です。タオルか何かで顔を覆っておかないと皮がむけるほどに日焼けをします。お母さんが植えてくれている間に自分はひたすら苗運びです。

親ガモ子ガモ

今年も自分の田んぼに鴨の親子が来てくれて居付いてくれました。こういった訪問者も嬉しいものです。

田植え後二週間経過

田植え後二週間経過

田植えをしてから約二週間が経過しました。左側がお隣さん、右側が西川です。つくり方(栽培方法)が違うとこうも違いが出ます。特に初期成育のころはその差が顕著です。

田植えから一ヶ月経過

田植えから一ヶ月経過

今年は空梅雨のうえに猛暑続きで田んぼへの潅水が欠かせません。毎週のように水を入れております。間もなく中干しのタイミングなのですが乾き過ぎを避けるために中干しの前にタップリと水を入れました。稲の生育は順調で一気に分けつが進み、扇状に開帳してきました。私の身体の様に横に幅広く広がってます笑 このへんからが「への字稲作」の真骨頂。


田植えから一ヶ月経過

水を入れている間に自身は草刈り、草抜きを行います。今年もジャンボタニシ君とうまく友達になれたようで、彼等が除草を頑張ってくれるおかげで比較的草の少ない状態を維持できています。ここ数年、毎年のように嘆いてますが今年も本当に暑いです。自分たちが子供の頃ってこんなに暑かったかなー?手元の温度計を見ると38℃!熱中症に気を付けなければ!

中干し開始

中干し開始

令和5年7月23日、田植えから一ヶ月少々が経過し中干しを開始しました。あれだけ開きがあったお隣さんとの差も一気に詰まってきたように見えます。我が家は背が低く、横に太い稲姿が目標です。


中干し開始

どうあっても土用が明ける8月8日まで水を入れることが出来ません。乾き過ぎを防止するためにできるだけタップリと水を入れておきましたが、これが功を奏するか?

いかん!乾き過ぎ。草刈り一瞬で熱中症、無理したらだめ

いかん!乾き過ぎ。草刈り一瞬で熱中症

これでは稲が可哀そう。連日39℃の猛暑の中、夕立を願うもまったく降らずで田んぼは大きなヒビ割れのうえに土は真っ白。稲の葉は茶色く変色してきており瀕死の直前。今週やっと水を入れれるが元気に復活してくれるかとても心配。ただこんな事にも負けないために強い苗をつくってきました。
酷暑のなか入水前の草刈りに出かけたところ田んぼ1枚刈った時点であの独特の倦怠感・・・。一瞬で熱中症直前になりました。ちょうどお母さんがスイカを持って呼びに来てくれましたのでひとたび自宅へ退散しました。ふぅ~ 危ない、危ない。

中干し終わり

中干し終わり

令和5年8月8日、立秋になりようやく水を入れることが叶いました。今年の日照りはあまりに強烈で、雨もまったく降らずで稲たちにとっては相当なダメージ。田んぼのひび割れも大きく色々と心配です。これから幼穂形成期に入ります。いよいよ稲穂を作り出す訳です。頑張れ!

必須 雨後の見回り

必須 雨後の見回り

令和5年8月15日、お盆の真っ只中に紀伊半島に上陸した台風7号。台風が過ぎ風雨が落ち着けばすぐに
田んぼの見回りです。これは雨の後には必ず行わなければならない作業で、台風や夕立などとくに激しい雨が降ると往々にして水口の土が崩壊し田んぼの水が流れ出しているものです。崩れた堰を修復するため鍬を持って各田んぼへ出かけます。

お米づくり2023年
2023 代かき 令和五年 田植え 稲作
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この記事を書いた人

西川 健次のアバター 西川 健次

奈良県橿原市から大和郡山市の農家に婿養子に来て36年、色々と失敗もありながら、試行錯誤の上ようやくそこそこ納得できるお米が収穫出来るようになりました。なにぶん手作業が多くて、たくさんは作れないから、規模を小さくしてでも食味と安全性重視でやってます。食べてくれた人に「旨い!」と言っていただくのが何よりのやり甲斐であり、喜びです。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • セントふぁーむ より:
    2023-06-27 12:45

    農作業お疲れ様です。
    九州・大分で兼業農家をしています。
    自分も3年前からへの字稲作に取り組んででいますが、中々思う様なお米が収穫できていません。
    今年も田植え(6/13)も終わり、7月中旬に茎肥の硫安を散布する予定です。8月に入って穂肥も散布する予定にしています。
    失礼ですが、西川さんは茎肥の他に穂肥の散布予定などどうしていますか?参考にさせてください

    返信
    • 西川 健次 より:
      2023-06-27 17:49

      はじめまして!コメント入力ありがとうございます。私の場合、収穫量についてはまったく無視で、とれたお米が美味いかどうかだけを判断材料にしていますので、セントふぁーむ様の参考にならないかも知れません。
      品種はヒノヒカリで田植え時期などタイミング的なものはほぼ一緒ですね。自分は7/10~7/15の範囲で硫安を10アールあたりMAX20Kgを散布予定です。MAXと申しますのは稲の色具合を見て10Kgの田んぼもあれば15Kgの田んぼもあるという意味です。これが最初で最後の肥料と考え穂肥の類は一切与えないようにしております。自分は実りの時期までにチッソ分がきれいに消化できてしまわなければお米がまずくなるとともに余計な害虫や稲の病気も出やすくなると考えております。
      ただ収量にかんしても近隣の方々と何ら変わらないのが毎年のことながら現実です。

      返信

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西川健次
兼業農家だからこそできる採算度外視のお米づくりに挑戦中。
収穫量にはいっさいこだわらない。安全性と食味だけを追求した稲作です。しかし、近年の猛暑にとことん疲弊し毎年のごとく今年限りでやめようと思い悩むも、秋の収穫を終えて買ってくれたお客さんの「おいしい」の一言に再びやる気がみなぎる61歳。ただシニアの夫婦二人だけで取組む零細農業なので、ほんの少ししか収穫できませんが、ご縁があればぜひご賞味下さい。ごはん好きな人にこそ食べてもらいたいお米です。
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