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への字農法でつくる井戸水ヒノヒカリ | 奈良で無農薬米 西川健次
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令和五年の苗づくり

2023 6/18
お米づくり2023年
2023-04-292023-06-18
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稲作全体を通して自身が一番こだわっているのが苗づくり。とにかく恐ろしいほどの強靭な根を持った強い苗を目指して取り組みます。何故なら強い苗なら何もしなくても病気にも害虫にも負けないから。
外敵に負けない強い苗こそが、無農薬への第一歩と考えております。

種籾(たねもみ)を水に浸ける浸種(しんしゅ)

種籾(たねもみ)を水に浸ける浸種(しんしゅ)
令和5年4月29日、浸種を行いました。今年もJA農協さんから購入した「ひのひかり」の種もみを水に浸けてブクブクポンプで空気を送ります。水分が13%を超えたら呼吸が活発になり細胞分裂と伸長が始まります。さらに水を吸収するとデンプンが分解されてブドウ糖をつくりだし、それをエネルギー源として成長を続けるというこんなに小さな一粒一粒なのに本当に素晴らしいチカラを秘めた稲の種たちです。

苗箱の土入れ

苗箱の土入れ
令和5年4月30日、苗箱に培土を詰める作業を行いました。マットを使う方法や通し真砂土を使い方法など農家によってその方法は様々ですが、我が家は数年前からずっと瀬戸ヶ原花苑さんの「これ一番」一択です。絶妙な粒の大きさが気に入っています。当日は孫たちも含めて六人で作業を行いました。

このツブツブがGood。隙間から空気も水も通るので、それが根張りに好影響してくれているようですね。
苗箱の土入れ

モミ落とし

モミ落とし
令和5年5月4日、もみおとしを行いました。均等に籾を撒いて上から薄く土をかぶせます。年に一度だけ登場する単純な構造の播種機ですが、これがないと美しく均等に籾を撒くことはできません。

出来上がった苗箱を苗代に並べます。上から不織布をかぶせたらいよいよ水の注入です。今年からは春先にDIYした待望の地下水。強い苗が育ちますように・・・!この発芽前の水加減がなかなか微妙で、ほんの少し床土が湿るくらいをキープしないといけません。数年前には雨が降って苗の根上がり(タコ足)を起こし、あやうく全滅するところでした。
モミ落とし

発芽を確認

籾の発芽を確認
令和5年5月10日、発芽を確認しました。まだまだ後から発芽してくるモミがあります。完全に発芽が揃うまでギリギリのヒタヒタ水をキープします。

プール育苗スタート

プール育苗スタート
令和5年5月17日、不織布を取ってプール育苗の開始です。ここまでたどり着けば一安心。ここからはガバッと水を入れ、根が水に浸かっている状態を保つだけで日光が照れば苗たちは光合成をし自分で養分を作り出して逞しく成長してくれます。植物のメカニズムって凄い。

令和五年の苗づくり
令和5年6月5日、籾撒きからほぼ一ヶ月が経過しました。太くて硬い、自分が目指す野性的な苗へと成長中。さわってみるとピンとしていて硬い。ここまで肥料類は一切与えず地下水だけで育ててきたので、色合いも狙い通りの黄緑です。田んぼへの移植まで残り二週間となりました。

苗の完成

苗の完成
自分が理想とする苗ができました。硬く、針のようにピンとしていてまるで雑草のような強さを感じます。

苗の完成
根のはりも素晴らしい。こんな強い根を持っていれば深く根を伸ばして確実に成長してくれるはずです。

お米づくり2023年
浸水 種籾 稲苗
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この記事を書いた人

西川 健次のアバター 西川 健次

奈良県橿原市から大和郡山市の農家に婿養子に来て36年、色々と失敗もありながら、試行錯誤の上ようやくそこそこ納得できるお米が収穫出来るようになりました。なにぶん手作業が多くて、たくさんは作れないから、規模を小さくしてでも食味と安全性重視でやってます。食べてくれた人に「旨い!」と言っていただくのが何よりのやり甲斐であり、喜びです。

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西川健次
兼業農家だからこそできる採算度外視のお米づくりに挑戦中。
収穫量にはいっさいこだわらない。安全性と食味だけを追求した稲作です。しかし、近年の猛暑にとことん疲弊し毎年のごとく今年限りでやめようと思い悩むも、秋の収穫を終えて買ってくれたお客さんの「おいしい」の一言に再びやる気がみなぎる61歳。ただシニアの夫婦二人だけで取組む零細農業なので、ほんの少ししか収穫できませんが、ご縁があればぜひご賞味下さい。ごはん好きな人にこそ食べてもらいたいお米です。
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