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への字農法でつくる井戸水ヒノヒカリ | 奈良で無農薬米 西川健次
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令和二年の稲作前期-苗つくりまで

2020 10/10
お米づくり2020年
2020-04-282020-10-10
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令和二年の稲作
「今年が最後になるかも知れない」そんな気持ちで今年も精一杯、そして悔いを残さない様においしくてキレイなお米を作ってゆこうと思います。目標は昨年以上の美味しいお米をつくる事。残念なことに今年は吹き荒れるコロナ渦の春となってしまいましたが、今年も桜の花びらが散り始めたのと同時に2020年のお米づくりをスタートさせました。まずは苗づくりからの開始ということで例年と同じく近くのコメリ天理店さんへ苗土の仕入れに行ってまいりました。苗土についても今まで苗マットも含め各種いろいろ試しましたが、この「これ一番」がもっとも根張りも良く、健康に育ってくれたので最近ではずっとこれ一本です。

籾の浸水

令和二年の稲作
籾種の浸水。JAならけんさんから購入した2019年産の純正ヒノヒカリの籾種です。桶に水を入れた状態で金魚のブクブクで酸素補給です。この状態で一週間、眠った籾に目を覚ましてもらいます。

春おこし

令和二年の稲作
昨年の秋起こしについで二回目のトラクター作業ににります。稲わらの腐熟も順調に進んでいるようで、ケイ酸を土に取り込めていると思います。さらに土の塊を細かくすること、伸びてきた雑草を土に練り込むのが主な目的です。

令和二年の稲作
こんな感じで、できるだけ丁寧にすき込みます。雑草たちが保持している少しの成分も土に取り込みたいと考えています。

苗箱つくり

令和二年の稲作
まずは既定の苗箱に先日コメリさんで調達した苗土を入れてゆきます。土入れはお母さんが一人で頑張ってくれました。ご苦労様でした・・

令和二年の稲作
今年は孫も自前のパワーショベルでビミョーに手伝ってくれたようです。

籾落とし

令和二年の稲作
令和2年5月5日、二人の息子たちも含めて家族総出で籾落としを行いました。先日お母さんが土を詰めてくれた苗箱に籾を落とし、さらに上から覆土をかぶせてゆきます。

令和二年の稲作
出来上がった苗箱はすぐに苗代に並べて不織布をかぶせたら水を入れます。我が家は完全無農薬・無肥料のプール式育苗で、太くて背の低いガッチリ健康苗を目指します。水を入れて数日が経過するとポツポツと芽が出てくれるはずなのですが、こればかりは籾まかせの事なのであとは毎日願うだけです。

あぜ板の設置

令和二年の稲作
となりの田んぼへの水の流失防止のために畦際に畦板を設置してゆきます。これがなかなかの重労働なのですが、今年は長男の知り合いの高校生が身体のトレーニングを兼ねて手伝いに来てくれました。大助かりで感謝、感謝です!

発芽してくれました

籾が発芽してくれました
令和2年5月10日、籾落としから五日が経過したので不織布をめくって確認したらしっかり発芽と緑化が始まってくれていました。発芽したての芽は白色をしているのですが、陽の光にあたりながら緑色に変化してゆきます。とりあえず第一段階クリアでホッと一安心です。

稲の光合成が始まりました
いよいよ光合成をする事ができる本葉が出てきました。この葉が出ると、水と光さえあれば稲の苗は自分自身でどんどん養分を作り出して成長につなげてゆきます。本当に自然って素晴らしいと感じる瞬間です。

プール解放

プール式育苗スタート
令和2年5月17日、覆っていた不織布を撤去してプール式育苗のスタートとなりました。ここまでくれば一安心。水さえしっかり入れておけば稲苗たちは自分の力でグングン太く、たくましく成長してくれます。ここまでまったくの無農薬・無肥料ですが素晴らしい状態になってくれています。

田植え二週間前

令和二年の稲作
肥料ゼロ、水と光のチカラだけで日に日に逞しく育っている苗。実に頼もしい今年の苗です。

令和二年の稲作
最後の田起こし。土を更に細かく、田んぼを平らに仕上げてゆきます。これが終わって約一週間後に田んぼに水を入れることになります。

令和二年の稲作
水口(用水路から水を入れるところ)と水尻(田んぼの水を排出するところ)の点検整備。スコップと鍬を使っての土作業なのですが、孫たちも手伝って?くれました。

田植え直前、苗の完成

令和二年の稲作-苗つくりまで
苗箱を持ち上げて底を見ると見事な根張り。

令和二年の稲作-苗つくりまで
苗箱から取り出すとマット形成も申し分なし。硬くがっしりしています。

令和二年の稲作-苗つくりまで
肥料も一切与えず水と太陽の光だけですが今年も良い苗に育ってくれました。まさに健康そのものといった苗でこれなら病気の心配もありません。(従って農薬に頼る必要もありません)
いよいよこれから本田へ移植です。太く、たくましく育ちますように。
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令和二年の稲作-田植え以降へつづく

お米づくり2020年
への字 有機栽培 無農薬米
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この記事を書いた人

西川 健次のアバター 西川 健次

奈良県橿原市から大和郡山市の農家に婿養子に来て36年、色々と失敗もありながら、試行錯誤の上ようやくそこそこ納得できるお米が収穫出来るようになりました。なにぶん手作業が多くて、たくさんは作れないから、規模を小さくしてでも食味と安全性重視でやってます。食べてくれた人に「旨い!」と言っていただくのが何よりのやり甲斐であり、喜びです。

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • 令和二年の稲作-田植え以降 | 奈良で無農薬のお米をつくる生産農家 西川です より:
    2020-06-10 15:45

    […] 苗も十分に成長してくれ、いよいよ田植えのタイミングが近づいてきました。田んぼに水を入れ、一回目の荒代掻きを行いました。効果的な代かきのためには水加減が大切で、私は土8:水2が最適だと考えています。ややもすると水を入れ過ぎてしまいがちになり、そうなると古い稲わらや雑草を浮かせてしまうはめになり、本来の目的である練り込むという事が出来なくなってしまいます。 […]

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西川健次
兼業農家だからこそできる採算度外視のお米づくりに挑戦中。
収穫量にはいっさいこだわらない。安全性と食味だけを追求した稲作です。しかし、近年の猛暑にとことん疲弊し毎年のごとく今年限りでやめようと思い悩むも、秋の収穫を終えて買ってくれたお客さんの「おいしい」の一言に再びやる気がみなぎる61歳。ただシニアの夫婦二人だけで取組む零細農業なので、ほんの少ししか収穫できませんが、ご縁があればぜひご賞味下さい。ごはん好きな人にこそ食べてもらいたいお米です。
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