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平成30年の稲刈り・収穫

2018 10/24
お米づくり2018年
2018-10-24
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平成30年の稲刈り・収穫
2018年10月11日(木)から待望の稲刈りを開始しました。ほんとうは10日から刈りたかったのですが、天候の影響により一日ズラしてのスタートとなりました。

平成30年の稲刈り・収穫

平成30年の稲刈り・収穫
しかし今年は台風が多かったです。毎週のようにやってくる台風に冷や冷やしながら何度も田んぼを見に行ったり、来たり。台風のたびにベターッと寝てしまっても、自然と自力で起き上がってくれた、とても親孝行な稲たちでした。写真のようにかなり斜めになりながらも根元のところで踏ん張ってくれています。

コンバインの故障

平成30年の稲刈り・収穫
コンバインって結構複雑な構造なので故障はつきもの。おおよその事なら自分でなんとかするのですが、今回ばかりはどうにもならず農機具屋さんにSOS。さすがはプロの腕前とあって道端ででもパパッと分解して修理してくれます。

平成30年の稲刈り・収穫

平成30年の稲刈り・収穫
機械トラブルによる遅れを取り戻すべく夕暮れに間に合うよう急いで刈取り再開。日が暮れると夜露が落ちて湿気てくるのでまともに刈れなくなってしまいます。

平成30年の稲刈り・収穫
刈り終わった田んぼは季節が冬へとグッと進んだかのように見た目が変わります。

乾燥

平成30年の稲刈り・収穫
乾燥機に入れた直後は水分量が20パーセントを上回っていますが、徐々に水分量が下がってゆきます。

平成30年の稲刈り・収穫

平成30年の稲刈り・収穫
我が家では14.5パーセントで終了となるよう乾燥機をセットしています。自分はこの乾燥の仕方もお米の食味に大きく影響すると考えており、他所さんでは刈取り後一気に乾燥されるのに対し、3日~4日かけて通風→乾燥→通風→停止を繰り返しながら徐々に乾燥させています。「西川さんとこの米は夏場になっても美味いわ」と言っていただけるのはおそらくこのあたりの効果だと思っています。

籾摺り、うす引き・袋詰め

平成30年の稲刈り・収穫
稲刈りまではお母さんと二人でやれるのですが、臼引き→袋詰めの作業となると、どうしても人手がもう一人必要になります。そんな事情を知ってか、ありがたい事に我が家の長男は毎年自ら進んで手伝ってくれます。息子の仕事が終わってからの作業なので夜からのスタートになるのですが、タフさと責任感はさすがは農家の子です。いつも、うまく育ってくれたと喜んでいます。

掃除・後片付け

平成30年の稲刈り・収穫
実はこの作業、いちばんめんどくさいのでイヤなのですが、来年に向けてキッチリやっておかないとエラい事になります。機械をぜんぶ分解してとにかく綺麗に掃除をするのですが、すごいホコリまみれで全身真っ白。チクチク痛いし、痒いしたまりません。近年では農家の省力化、効率化のためにカントリーエレベーターやライスセンターが普及し、自前で乾燥や籾摺りを行わず、稲刈りから直接施設へ持ちこむ農家さんも増えてますが、何より食味と安全にこだわる自分としては、ライスセンターを利用するくらいなら稲作をやめると思います。省力化・効率化の面で功績の大きい施設だということは理解できますが、本当に美味しい、安全なお米が市場に流通しないのはこれらの施設を利用する農家の意識低下も大きな要因ではないかと自分は思っています。いつまでも収穫量だけに関心を示す農家ばかりでは、やがて海外の米に市場を奪われてゆくのではないかと思います。
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そんなこんなで色々あった平成最後のお米つくりも完了です。あと何年続けられるかわかりませんが、なんとかやれるうちは精一杯頑張ってゆきたいと思います。

お米づくり2018年
コンバイン 収穫 奈良 稲刈り
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この記事を書いた人

西川 健次のアバター 西川 健次

奈良県橿原市から大和郡山市の農家に婿養子に来て36年、色々と失敗もありながら、試行錯誤の上ようやくそこそこ納得できるお米が収穫出来るようになりました。なにぶん手作業が多くて、たくさんは作れないから、規模を小さくしてでも食味と安全性重視でやってます。食べてくれた人に「旨い!」と言っていただくのが何よりのやり甲斐であり、喜びです。

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西川健次
兼業農家だからこそできる採算度外視のお米づくりに挑戦中。
収穫量にはいっさいこだわらない。安全性と食味だけを追求した稲作です。しかし、近年の猛暑にとことん疲弊し毎年のごとく今年限りでやめようと思い悩むも、秋の収穫を終えて買ってくれたお客さんの「おいしい」の一言に再びやる気がみなぎる61歳。ただシニアの夫婦二人だけで取組む零細農業なので、ほんの少ししか収穫できませんが、ご縁があればぜひご賞味下さい。ごはん好きな人にこそ食べてもらいたいお米です。
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