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への字農法でつくる井戸水ヒノヒカリ | 奈良で無農薬米 西川健次
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お米づくりの原点

2025 7/28
お米づくり
2025-07-082025-07-28
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奈良県大和郡山市発、農家の婿養子のお米づくり

サラリーマン家庭で育った私が農家の入り婿に、そして突然お義父さんが他界

お義父さんの手伝いをしていた頃の私は、農業が、お米作りが面倒で、イヤイヤでやってるものやから、せっかく手取り足取り教えてくれてる事も、右から左でなーんにも身につかず。

お義父さんが他界してから見よう見まねでやったお米づくりはそれはもう悲惨なもので毎年毎年が失敗のオンパレード。
雑草ボーボーでお米が取れず、ヒョロヒョロ稲がべったり倒れてまともなお米が取れず、害虫まみれにしてしまい汚い米しか取れず・・・数え上げればキリがない。
知識も無いうえにイヤイヤやっててもロクな事が無い。ええお米なんか取れるはずが無い。

俺はこの家の婿養子やから・・ どうせやらなあかんねやったら、ちゃんとやろう!

いろんな書籍を読み漁る中、偶然出会った衝撃的な一冊の本。これが現在につながる自分のバイブル。

井原豊先生の本

この本との出会いが私の原点。井原豊先生が書かれたこの二冊。真面目においしいお米づくりを目指す農家さんには是非ともお読みいただきたいと願います。
私にとっては衝撃的な内容で、もう何回読んだかわかりません。

お義父さんから聞いていたお米づくりとはだいぶ違うけど、周りの諸先輩方とも全然違うけど、やってみたらいきなり綺麗で良いお米が取れだした。

本の内容とは、品種も地域も年代も違うから、そのまま当てはまらない事も多いけど、そこは自分で考え、本質は変えずに工夫をしながらたどり着いた現在のカタチでお客さまからほめていただける事も時々あるようになりました。

冷えても旨い、お弁当やおにぎりにも最高
取れる量は減った。周りと比べても確かに少ないように思う。

夏場の作業もしんどい。草取りは死ぬ思いや。
あかん、しんどすぎる。

だから作付けを減らした、田んぼを減らした。

でもこれでええ。
この方が喜びがある、自分のお米のファンも年々増えた、田んぼの生き物も増えたし、なんといっても断然面白い!!

お客様に旨いと言っていただくのがやり甲斐であり喜びなんです
目次

これだけ違います 兼業農家の自分だからできる採算無視の稲作

水と空気が綺麗であれば美味しいお米に産地は関係ありません。味の決め手となるのはなんと言っても第一に品種だというのは間違いない事実です。私の場合、品種はヒノヒカリ。六年連続特Aランク獲得中の最高品種。そういえば自分が子供のころの奈良のお米(品種はわかりません)って美味しくなかったように記憶します。それが数年前にヒノヒカリが宮崎県総合農業試験場で開発され、九州・中国・近畿から奈良県でも作付けされるようになり、初めてこの品種を食べたときはその美味しさ旨さにびっくりしました。冷えても美味しいからオニギリとか弁当とかにも最高だと思いました。そして味の決めてとなる第二がつくり方だと思います。つくり方については他の農家さんとは相当違います。収穫量を完全に捨てて、味と安全にこだわりまくった私のお米づくりをご覧ください。

一般の農家さん私の場合
稲作の目標収穫量食味と安全性
稲作方法農協指導V字型稲作井原豊氏提唱への字型稲作
使用する種籾前年収穫分を取り置き使用する方が多い毎年、農協からヒノヒカリの種籾を購入
苗づくり和洋折衷苗代プール式育苗
元肥料高度化成肥料や元肥一発肥料初期は何も入れず中期に必要に応じチッソ分を追加
田植え時期水が来るとなるべく早く田植え周りより遅く、出穂75日前に田植え
植え方坪70株の密植坪30~35株の疎植
水地域により異なるが、奈良盆地の場合概ね吉野川分水を利用地下水、養殖池
除草初期・中期・後期で除草剤を使用人力頼り。ひたすら生えてきた草を手で抜く。さらにジャンボタニシを利用し効果を上げる。
中干し夏の土用の頃に水を抜いて強く干す軽い中干し
穂肥料高度化成肥料や油粕、元肥一発肥料の肥効もあり何も入れない
稲刈り1日でも遅く、粒が最大に肥大化したタイミングで稲刈り適期より早く、青米が混じるほど早めに稲刈り
乾燥ライスセンターへ持ちこむ、或いは昼夜かけて一気に乾燥三泊四日かけてゆっくり乾燥。ハザかけ米のイメージで
お米づくり
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この記事を書いた人

西川 健次のアバター 西川 健次

奈良県橿原市から大和郡山市の農家に婿養子に来て36年、色々と失敗もありながら、試行錯誤の上ようやくそこそこ納得できるお米が収穫出来るようになりました。なにぶん手作業が多くて、たくさんは作れないから、規模を小さくしてでも食味と安全性重視でやってます。食べてくれた人に「旨い!」と言っていただくのが何よりのやり甲斐であり、喜びです。

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西川健次
兼業農家だからこそできる採算度外視のお米づくりに挑戦中。
収穫量にはいっさいこだわらない。安全性と食味だけを追求した稲作です。しかし、近年の猛暑にとことん疲弊し毎年のごとく今年限りでやめようと思い悩むも、秋の収穫を終えて買ってくれたお客さんの「おいしい」の一言に再びやる気がみなぎる61歳。ただシニアの夫婦二人だけで取組む零細農業なので、ほんの少ししか収穫できませんが、ご縁があればぜひご賞味下さい。ごはん好きな人にこそ食べてもらいたいお米です。
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