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への字農法でつくる井戸水ヒノヒカリ | 奈良で無農薬米 西川健次
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令和7年の稲作日記 田植え以降

2025 8/24
お米づくり2025年
2025-07-222025-08-24
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田植えから約一ヶ月

周辺の田んぼは初期から肥料が入っているのでグングン成長を続けるなか自分の田んぼはいまだに分けつは出ずさみしいまんま。しかしその一本一本は確実に太く逞しくなりつつ出穂の45日前を過ぎました。ここで初めての肥料を与えて一気に加速させます。ここからが「への字稲作」の真骨頂。

目次

への字追肥 令和7年7月13日

への字施肥
エンジン式の動力散布機を使用して肥料散布

令和7年7月13日、稲たちにとって初めての肥料を与えました。一年で最もキツい作業のひとつがこの肥料撒きなのですが、今年は料理人の息子が手伝ってくれて大助かり。毎年これが終わると寝込むほどに疲れるのですが、今年は大丈夫。本当に助かりました。

一週間で見違えるほどの姿に

への字追肥から一週間

肥料散布から一週間で見事な開帳ぶり

令和7年7月20日、への字施肥から一週間でこの姿。見違えるほどの成長ぶり。今年も頼れる友達「ジャンボタニシ君」のおかげで雑草をかなり抑えてくれています。

中干しと草刈り 令和7年7月27日

中干しと草刈り 令和7年7月27日
草刈り前
中干しと草刈り 令和7年7月27日
草刈り後
中干しと草刈り 令和7年7月27日
中干しの最中

真夏の雑草の成長は恐ろしいほどのスピードで、しっかり刈っても一週間でそこそこ、二週間経てばほぼ元通りに復活するので、この時期から毎週の休日はすべて草刈り仕事になります。一日で全部の田んぼはとても出来ないので、半分づつ草刈りを行います。また、夏の土用である現在は稲にとっても大切な中干しを行います。本当はあまりキツくは干したくないのですが、地域の決まりごとなので8月8日まで水を入れることは出来ません。

中干し終盤、灼熱の除草

中干し終盤、灼熱の除草

中干し終盤と除草作業

令和7年8月3日、中干しも残り5日となり水が入る前の田んぼに入って草取りを行いました。連日40℃に迫る猛暑の中での草取り作業。頑張り過ぎるとすぐ熱中症になるので、田んぼと家をこまめに行ったり来たりしながら細かく休憩を取ります。毎年激しさを増す夏の暑さにいつまでお米づくりを続けてゆけるのか不安な気持ちがよぎります。

中干しの終了 再び入水

中干しの終了

令和7年8月9日、中干しが終わり再び水を入れました。こちらの地域ではこの再び入れる水のことを「米取り水」とか「穂付け水」と呼びます。今の時期からを幼穂形成期と言い稲が葉を出すのをストップし、茎のなかで穂をつくるタイミングとなります。私はしませんが多くの農家さんはこのタイミングで穂肥とよばれる肥料を田んぼに投入されます。

お盆休みは草取りの毎日

中干しが終わって再び入水すると次から次へとまたたく間に雑草が幅を利かせてきます
中干しが終わって再び入水すると次から次へとまたたく間に雑草が幅を利かせてきます
除草剤を使わないとなると雑草の除去は手で取る以外に方法はありません。毎日田んぼに入ってひたすら手で抜きます。暑い!
除草剤を使わないとなると雑草の除去は手で取る以外に方法はありません。毎日田んぼに入ってひたすら手で抜きます。暑い!
猛暑の中、確かにしんどい作業ではあるけれど、草を取り終わった後は実に爽快な気持ちになります。しかし、これで終わりではありません。一週間後にはまた新しい雑草が芽を出して成長してくるという永遠のバトル。ジャンボタニシくん、頑張ってくれ。
猛暑の中、確かにしんどい作業ではあるけれど、草を取り終わった後は実に爽快な気持ちになります。しかし、これで終わりではありません。一週間後にはまた新しい雑草が芽を出して成長してくるという永遠のバトル。ジャンボタニシくん、頑張ってくれ。
エンジンポンプで冷たい地下水を汲み上げ。時間はかかるけれどガソリン補給をしながら気長に水入れをします。
エンジンポンプで冷たい地下水を汲み上げ。時間はかかるけれどガソリン補給をしながら気長に水入れをします。

稲穂の赤ちゃん

令和7年8月24日、生まれたての稲穂の赤ちゃんを発見。あと一週間もすると次々と生まれてくる予定ですが、少し早生まれの稲穂に嬉しくなりました。
令和7年8月24日、生まれたての稲穂の赤ちゃんを発見。あと一週間もすると次々と生まれてくる予定ですが、少し早生まれの稲穂に嬉しくなりました。
お米づくり2025年
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この記事を書いた人

西川 健次のアバター 西川 健次

奈良県橿原市から大和郡山市の農家に婿養子に来て36年、色々と失敗もありながら、試行錯誤の上ようやくそこそこ納得できるお米が収穫出来るようになりました。なにぶん手作業が多くて、たくさんは作れないから、規模を小さくしてでも食味と安全性重視でやってます。食べてくれた人に「旨い!」と言っていただくのが何よりのやり甲斐であり、喜びです。

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西川健次
兼業農家だからこそできる採算度外視のお米づくりに挑戦中。
収穫量にはいっさいこだわらない。安全性と食味だけを追求した稲作です。しかし、近年の猛暑にとことん疲弊し毎年のごとく今年限りでやめようと思い悩むも、秋の収穫を終えて買ってくれたお客さんの「おいしい」の一言に再びやる気がみなぎる61歳。ただシニアの夫婦二人だけで取組む零細農業なので、ほんの少ししか収穫できませんが、ご縁があればぜひご賞味下さい。ごはん好きな人にこそ食べてもらいたいお米です。
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