
山奥のお米は美味しい・・・それはなぜか?谷川の冷たい水が流れ込むからです。年々上がり続ける夏の気温とともにお米の高温障害、品質劣化が叫ばれる昨今、当家では以前から田んぼに井戸を掘り、地下10メートルから汲み上げた冷たい井戸水でお米づくりを行ってきました。いままでお売りするほどの収量もなく、家族と親戚だけでこの美味しいお米をいただいていたのですが、少しづつ井戸づくりを行いながら作付け面積を増やし、「井戸水ヒノヒカリ」として販売することになりました。

春| 苗づくりは一番のこだわりです。こだわりと言うより苗づくりこそが私の稲作の命と言っても過言ではございません。一切の肥料も薬品も使わずに美しい水と太陽の光による光合成だけで育てた健康で強靭な苗を田んぼに植え付けます。この強い苗があればこそ病気や害虫に負ずに無農薬のお米づくりが成立するのです。具体的な苗作りについてはこちら

夏| 井戸水を電動ポンプで汲み上げて、ミネラル豊富で冷たい地下水を田んぼに注ぎます。

電気設備の無い田んぼはソーラーパネルを設置し、地下水を24時間かけ流しました。

農業は雑草との戦い・・ 猛暑の中、毎週田んぼへ入ってひたすら雑草をとりました。100パーセント人力です。

秋| いよいよ収穫です。孫たちも鎌を手に手伝ってくれ一家総出で稲刈りをしました。こだわりは乾燥のやり方で、他の農家さんは一昼夜で乾燥させるのに対し、三泊四日の長時間をかけてジワリジワリと乾燥させます。昔ながらのハザがけ乾燥に限りなく近づけるこだわりのやり方です。

一度食べれはわかります。ただでさえ美味しいヒノヒカリのさらなる上のおいしさ。特にたまらないのはオニギリです。冷えた時にこそ本当の美味しさが真価を発揮します。米好き、ごはん好きな方にこそ食べてほしいお米です。
令和八年産新米のご予約は令和7年12月1日より受付します。

	
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